1/2成人式とは？大切な節目を記念写真として残す方法をご紹介！

「1/2成人式」という言葉は耳にするけれども、実際にはどのように準備すればいいのか、戸惑っているご両親は多いでしょう。そこで今回は、1/2成人式について解説します。一般的なお祝いのスタイルや衣装の選び方がその雰囲気をどのように作り上げるのか、注意すべき点などについてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

1/2成人式とは

1/2成人式は、20歳という成人の半分である10歳を祝う行事です。無事になんとか10歳まで育ったことを子どもと共に喜び、まだ見ぬ未来に向けて新たに意気込んでいく行事になります。1/2成人式は「半成人式」とも認識されており、カレンダーの2月1日は、数字の2と1で「二分の一」と捉えられるので「二分の一成人式の日」として認められているのです。また、3と7で10になることから3月7日も記念日として認められ、「十歳（ととせ）の祝い日」とも言われています。記憶に残る日にしてあげましょう。

写真撮影やランチ

それぞれのご家庭では、10歳になったお祝いに写真を撮ったり、ランチに出かけたりします。写真は身内で撮れますが、素敵な写真はスタジオでしか撮れません。そのため、スタジオでの撮影が人気です。

ランチは子どもをメインにご両親や兄弟姉妹で家族団らんな食事会に、または祖父母を招待したり、お友達を集めたりするのも素敵な思い出になるでしょう。当日は10歳を象徴するオリジナルなケーキなどを用意し、華やかに盛り上げるのもおすすめです。

学校行事にもなっている

近年は1/2成人式を一年間の学校行事として取り入れてる学校も増えています。教育課程の内容である学習指導要領には含まれない行事なのでそれぞれ違いはありますが、積極的に取り入れてる学校が多く、テレビなどで紹介されているので見たことがある方もいるでしょう。

実施は、小学校4年生の終わりである2月か3月のタイミングで行い、10歳の子どもが多い時期です。昔は子どもが成長するのが難しかったため、無事に育ったことを盛大にお祝いしましょう。

何を着せる？1/2成人式の注意点も解説

1/2成人式で記念写真を撮るときには、服装にもしっかりこだわって素敵な思い出にしたいものです。七五三の時期よりも服装の幅が増え、いろいろな格好ができるようになります。ずっと残るものなので似合うものや心躍るものを衣装にしましょう。一般的に選ばれているものを紹介します。参考にしてみてください。

着物などの和装

着物や羽織袴は、男女共に人気が高く、振袖は女の子を可憐な雰囲気に、羽織袴は男の子を凛々しい雰囲気にしてくれます。最近は、アニメの影響により、着物姿を好む子どもは少なくありません。1/2成人式の記念写真に女の子は振袖に扇子とお花を、男の子は羽織袴に日本刀、和傘を合わせてもつといい味が出ます。

ドレスなどの洋装

ドレスやタキシードなどで撮影するのも、1/2成人式で多く見られます。女の子にはドレスが人気でお姫様の姿に憧れ、将来の姿を重ねているのかもしれません。さまざまなカラーのドレスが、より魅力を引き出してくれるでしょう。

また、男の子がタキシードを着た姿は和装の雰囲気とは違い大人っぽいかっこよさを漂わせてくれます。普段着ることがないので、子どもも楽しめる時間になるでしょう。洋装にはハットや三角帽子、ステッキ、花束、ぬいぐるみ、フルーツや本も合わせて心惹かれる小物を手にして撮影しましょう。

ユニフォームや私服

1/2成人式は、10歳の今しかないユニフォーム姿や私服での撮影もしています。お宮参りなど、格式があるものにはマナーや配慮が必要ですが、1/2成人式の記念写真は自由な服装が着られるでしょう。

習いごとの発表会で着た服装や小物、学校の制服やリュック、スポーツクラブのユニフォーム、好みの普段着とアクセサリーなど色んな組み合わせが考えられ、実際に使っている道具や作品と撮影するのがおすすめです。

当日のポイント

1/2成人式は、素敵なイベントなので問題が起きないようスムーズに進めていきましょう。無事に進めていくには、当日の子どもの気持ちとスケジュールによくよく配慮してよい思い出を残してください。

意思を尊重

1/2成人式は、子どもがメインの日です。1/2成人式は子どもが生まれて無事に大きく育ったことをしっかり噛みしめながら、これから先の将来を見つめるいい機会になります。この機会に子どものやる気や積極性、それぞれの魅力をより引き出して、子どもに寄り添いながらお祝いしてあげましょう。

事前に前撮りを

1/2成人式で、写真を撮影する以外に、ランチに行ったり、参拝に行ったりするなど、企画している方は、写真を事前に済ましておきましょう。また、1/2成人式する予定の2月前後はさまざまなイベントが重なることもあるので、思うように進まない可能性もあります。スムーズに進みにくくなるので気を付けましょう。空いているうちに写真を撮っておき、当日はゆっくりと気兼ねなくお祝いしてください。

写真スタジオで記念に残そう

近年は学校のイベントだけではなく、10歳という区切りに思い出としてスタジオなどで写真を撮る方も多くなってきました。小学校になると、写真を嫌がるようになる上に中々写真を撮る機会がなくなってしまいます。

幼いころはさまざまなイベントが重なるので写真を撮れましたが、大きくなるとその機会そのものが減ってしまうので、10歳のころが記念撮影の絶好のチャンスです。スタジオによってお得なプランが違うのでさまざまなスタジオの資料を見てみましょう。

かっこよく撮影してくれる

スタジオでは、経験豊富なプロのカメラマンが子どものよい表情を引き出してくれます。たとえば、スタジオによっては希望の写真にするため、幅広く衣装を揃えていたり、予約管理システムと実力がともなったスタッフで予約から最後までスムーズに案内してくれるでしょう。

自分らしく撮影してくれる

一部のスタジオでは、子どもが将来なりたい夢を書いて宣言した「夢宣言書」を一緒に撮影して渡ししています。飾るのに最適な「ディスプレイフォト」や記念日にピッタリな台紙で思い出を彩る「プレミアム台紙」など、フォトのグッズが充実しており、さらに成人式の記念写真撮影もしています。アルバムも増加できるので10歳と20歳とセットにして素敵な思い出を詰め込んでいきましょう。

お着替え無料で写真をたくさん残せる

取り揃えている衣装は何着来ても無料です。和装も洋装も好きなものを身にまとい、イメージを変えながらたくさんの写真が撮れます。1/2成人式にピッタリな、お気に入りの衣装を見つけましょう。スタジオによっては、衣装に力を入れていたり、ご両親用の衣装も対応していたりして、マタニティ用のものや兄弟姉妹用の洋服も揃えています。

まとめ

この記事では、1/2成人式を祝う際に役立つ要点について詳しく説明しました。1/2成人式は耳にすることはあるけれど、実際にどのように進めればいいのか分からないこともあるでしょう。洋装や和装をうまく取り入れ、子どもの個性を引き出し、当日のスケジュールをうまくコントロールし、子どもの気持ちを大切にしつつ、お好みの写真を撮りたいと思うものです。お祝いの日にランチに行く予定なら、事前に写真を撮ることも忘れずに行いましょう。注意事項や要点を理解し、それぞれが素敵な思い出を作り上げていくことを目指してください。