写真スタジオで撮影した七五三写真をデータで残すメリットとは?
七五三は、子どもにとっても親にとっても、一生の思い出になる大切な行事です。撮影した写真は大切に保管したいのではないでしょうか。そんなとき、撮影した写真をデータで保存することをおすすめします。この記事では、撮影した写真をデータで残すメリット・デメリット、データの保存方法について解説していますので参考にしてみてください。
七五三の写真データのみ購入することは可能?
撮影データをデータのみで購入することは可能です。写真スタジオでは、アルバム作成に加え、データのみでの購入を受け付けているスタジオもあります。しかし、データのみ購入するプランを設定している写真館は少ないため、事前に写真館に確認しておく必要があります。詳しく解説していきましょう。
プランによる
データのみでの受け取りが可能か否かは、写真スタジオのプランに左右されます。写真スタジオのプランは、大きく分けて「印刷した写真に加えてデータが付属するプラン」「印刷した写真のみのプラン」「データのみのプラン」の3つ。データは有料であり、必要に応じて購入するケースが多いです。
撮影データは、パソコン上でいくらでも複製できる特徴があります。写真の焼き増しなどを利益にしている写真館は、無料で提供できないためです。データの提供を受けるためには、アルバムの作成を求められるケースもあるため、写真スタジオのプランをよく確認しましょう。
データの枚数はプランに左右される
購入できるデータの枚数も、プランによって異なります。写真スタジオでの撮影は、一度に数百枚撮影することが珍しくありません。しかし、そのすべてを印刷したり、データで受け取ったりせず、写真スタジオのスタッフがまず選別します。
次に、選別された写真の中で、依頼者が受け取りたい写真を選ぶのが一般的。写真スタジオでの撮影は、撮影枚数と受け取り枚数があらかじめプランで設定されていることが多いです。
また、印刷した写真のデータのみ購入が可能な写真スタジオもあります。一方、チェーン店ではない写真スタジオや個人カメラマンの場合は対応が柔軟な傾向があるので、必要に応じて依頼してみましょう。
データの購入は、プランをよく把握することが重要です。受け取りたい枚数を購入できるプランを選択しましょう。
値段は3,000円〜5,000円が目安
値段は写真スタジオやプランによって異なりますが、1枚3,000円〜5,000円が一般的です。撮影された写真をすべて購入すると多額の費用がかかるため、厳選して購入しましょう。
一方、印刷した写真のデータは無料か、割安になる傾向があります。データだけではなく印刷してアルバムにしたい場合にはお得ですので検討してみてください。
写真スタジオで撮影した七五三写真をデータで残すメリット
撮影した写真を印刷せず、データで残すメリットは複数あります。最大のメリットは、データをさまざまな用途に使用できることです。写真を印刷した場合には、アルバムにして眺めて楽しむ以外できません。
しかし、データで受け取ることにより、多くの媒体で活用することが可能です。デジタル技術の発達により、一般人でもデータをさまざまな用途に活用できるようになりました。詳しく確認していきましょう。
年賀状にできる
たとえば、七五三の写真を年賀状にすることです。年賀状作成アプリなどにデータを取り込むことによって、撮影データを年賀状として活用できます。遠方の親戚や祖父母に向けて、孫の成長を知らせることが可能であり、大変喜ばれます。
デジタルフォトフレームにできる
ほかの活用方法として、デジタルフォトフレームに表示して楽しむのもおすすめです。リビングなどに置くことで、機械の操作の手間がなく、料理中などでも七五三の写真を楽しめます。印刷した写真ではできない、データでの受け取りならではの活用方法といえるでしょう。
また、データを入れたデジタルフォトフレームをプレゼントすることも可能です。難しい操作が必要ないため、デジタル機器の取り扱いが苦手な年配の方にも喜ばれます。
オリジナルアルバムにできる
データの編集技術のある方には、オリジナルアルバムの制作もおすすめです。データを自分の好みに加工し、オリジナルのアルバムに保管することで、世界にひとつしかないすてきなアルバムが完成します。
データを提供することで、オリジナルアルバムを制作できるネットショップもありますので、必要に応じて利用するとよいでしょう。
写真スタジオで撮影した七五三写真をデータで残すデメリット
一方、データで残すことにはデメリットもあります。一生の思い出となる七五三が台なしにならないよう、デメリットも頭に入れておきましょう。
管理が難しい
データでの管理には注意が必要です。容易に複製が可能であるため、管理が容易であるように感じてしまいます。しかし、容易に複製できるということは、容易に削除できるということです。保管場所をしっかりと決めておかなければ、誤って不要フォルダに移動させてしまい、削除してしまった、ということも起こりかねません。
また、一覧表示のサムネイルは小さく、写真の詳細までは確認しづらいです。探している写真なのかどうかは、表示させて確認する必要があり、七五三の写真であると明確に判別できるように工夫が必要でしょう。
不具合で消失するリスクがある
デジタルデータの一番のデメリットは、不意に消失するリスクがあることです。データを保管する機器は、劣化によっていつの日か寿命をむかえます。完全に防ぐ手段はなく、適度にバックアップを取るほかありません。
スタジオで撮影した写真データの保存方法
データの保存にはとくに気を配らなければなりません。七五三の大切なデータを消失しないために、適切に保存しましょう。
バックアップを必ず取る
データを1か所のみで管理するのではなく、必ずバックアップを取る必要があります。スマートフォンとパソコンなど、複数の場所にデータを保存することで、万が一、片方が消失したとしてもデータを守れます。外付けのハードディスクなどに保存するのも有効です。
クラウドサービスに保存する
インターネット上のクラウドサービスにデータを保存するのもおすすめです。サーバーにデータを保存するため、強固なセキュリティのもと、厳重な管理が期待できます。クラウドサービスは有料のものもありますが、少ない容量であれば無料で利用できることがほとんどであるため、お得に使用可能。
しかし、ユーザー登録やパスワード管理が必須ですので、管理にはインターネットの知識が求められます。また、無料で使用するには容量に限界があるため、すべてのデータを保管できません。しかし、無料で使えて、バックアップの手段として有効であるため、利用できると便利なサービスです。
七五三ファルダで管理する
七五三データは、七五三フォルダを作成して保存しましょう。とくに、スマートフォンは日常生活で撮影した写真も多く存在するため、七五三の写真を判別できるようにフォルダ名を付け管理する必要があります。
明確に判別できないと、誤って削除してしまったり、意図せず移動してしまったりするため、適切な管理のために専用フォルダをつくるのがおすすめです。
まとめ
撮影した写真をデータで残すメリット・デメリット、データの保存方法について解説してきました。七五三の写真は一生の思い出であるため、撮影した写真はしっかりした保管が必要です。不意の消失を避けるために、クラウドサービスなどのバックアップを取りましょう。専用フォルダで管理し、いつでも取り出せることが重要です。管理をしっかりすることで、さまざまに活用できるという、データでの受け取りメリットを最大限に活かせます。七五三の貴重な記録データを適切に管理し、楽しく活用しましょう。